天国と四つボタン

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天国はきっと素晴らしい所なんでしょうね。
天国と題につく曲に、『天国への階段』があります。レッド・ツェッペリンの代表作と言って良いでしょうか。
英国、ウエールズ地方。グウィネズムという所に、「ブロン・イー・アー」があるとか。館の名前。十八世紀に建てられた、館。この館から眺められる景色が美事なんだそうですね。
ことに朝日が上りまわりの丘を黄金色に染める時、息が止まるほどであるという。
それで、「ブロン・イー・アー」Bron−Y–Aur と呼ばれる。ウエールズ語で、「黄金の丘」の意味なんだとか。
1969年頃、レッド・ツェッペリンの面々がこの館に滞在したんだそうです。その印象をもとに生まれたのが、『天国への階段』。1971年のことです。
この『天国への階段』を評価したのが、カラヤン。ヘルベルト・フォン・カラヤン。

「もし私がオーケストラで演奏するとしても、これ以上のアレンジを必要としない名曲」

カラヤンはそう感想をもらしたという。
カラヤンは写真が嫌いだった。そして、写真が好きだった。それというのも、演奏会でのシャッター音や、フラッシュは、嫌い。でも、自分が写してもらうのは、好き。
カラヤンのお嬢さん、アラベルはモデルだった時期があって。そんなことから、アラベルはお父さんに、写真を写してもらう時の表情などについてアドヴァイスをしたんだとか。
今、カラヤンの写真を見ると。シングルの四つボタン型のスーツが多い。たぶんカラヤンは、クラッシックなスーツがお好きだったのでしょう。
クラッシックなスーツを着て。『天国への階段』を聴くとしましょうか。

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