BVLGARI ブルガリ 新作ウォッチのプレス発表会へ イタリアと日本のデザインの融合?

ウインザー公は、紳士服飾の20世紀のスタイルやトレンドに大きな影響と功績を残した。それは21世紀の現代でも、燦然と輝き続けている。そんなウインザー公へのオマージュも込めて、選びぬいた情報や製品をセレクトしてお伝えします。

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10月9日(金)、東京・銀座にある高級宝飾を主体としたブランド「BVLGARI ブルガリ」。その店舗ビル8階で新作ウォッチのプレス発表会が開催された。

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今回発表の時計は男性用のスポーツモデル、ブルガリにとって男性用リストウォッチは、最も重要なアイテムとしてポジショニングされている。発表された新作ウォッチは、同ブランドのシリーズモデルである「オクト」から。同モデルは時計ケースが8角形の個性的なスタイルを持つ腕時計で、日本市場での人気は高い。

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その個性的なスタイルの「オクト」のスペシャルモデルのデザイナーの一人に、日本人デザイナー奥山清行氏が選出された。奥山氏(1959年生まれ、元ピニンファリーナ)と言えばフェラーリ・エンツォのカーデザインを日本人で初めて手がけた人物として知られる。現在は日本でインダストリアルデザイナーとして広く活動中だ。 そして、もう一人のイタリア人デザイナーのファブリツィオ・ボナマッサ氏は、フィアット・グループでカーデザインを手がけた後に、ブルガリの創業者ファミリーとの関係から、2007年よりブルガリのデザインセンターに在籍。この2名はカーデザイナーの時代に知り合う。そんな事から今回の共同作業での新作メンズウォッチは完成した。

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イタリアと日本の異なる文化の出会いから、ブルガリの新作時計は誕生したが、奥山氏は、この「オクト」について「デザインのプラットホームとして最適だった」「オクトの力強いスタイルに惹かれた」と語る。デザイナーの仕事は、多くのプロポーザル(デザイン画)を提案する地道な作業の連続のようだ。同モデルの大きな特徴は、DLC(ダイヤモンドライクカーボン)ケースを採用、カラーは赤と黒、12と6に赤い数字を採用、文字盤はサンレイ&サテン仕上げだ。また、ジェントルマン ドライバーをキーワードに、紳士の趣味的な要素やライフスタイルを表現。さらに自らの世代から次世代に向けた、そんな気持ちも込めているとの事。

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本来ブルガリは高級宝飾のエレガントな高級ブランドだが、今回のデザインされたスポーツタイプのスペシャルウォッチは、新たな顧客へのニーズと本来の贅沢をスポーティーでカジュアルにも表現している事が、とても新しいように感じる。数多くのリストウォッチが発売される中で、このブルガリ「オクト」の新作モデルは、特別の存在感と多くの付加価値を生み出すのではないだろうか。

ブルガリ/ブルガリ ジャパン
TEL.03-6362-0100

ブルガリ公式サイト
http://jp.bulgari.com

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