プレスリーとピン・ストライプ

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プレスリーはもちろん、エルヴィス・プレスリーのことですよね。
エルヴィス・プレスリーが少年のころに通った学校に、「マイラム・ジュニア・ハイスクール」があった。これはメンフィスの学校。エルヴィスが11歳頃のことです。
エルヴィス・プレスリーはこの時すでにギターも歌も好きで、巧みだった。それで毎日学校にギターを持って行った。たぶん休み時間に、友だちに聴かせていたんでしょうね。
ところがある日。上級生が「生意気だ」と言って、ギターの弦を切った。と、同級生がカンパをして、新しい弦を買うことができたんだそうです。
1953年のある日。地元ラジオ局がたまたまエルヴィスの『ブルームーン・オブ・ケンタッキー』を流した。この無名の歌手に空前のリクエストがきたという。
エルヴィス・プレスリーが世を去ったのは、1977年8月16日のこと。四十二歳でした。
1977年に発表された小説が、『百万ドルをとり返せ!」。もちろん、ジェフリー・アーチャー。ジェフリー・アーチャーにとっての第一作。これは本当にあった話。
ありもしない油田投資に、ジェフリー・アーチャーは騙されてしまう。それを小説にしたのが、『百万ドルをとり返せ!』。面白くないはずがありません。たちまちベストセラー。投資の損をすべて「とり返した」という。
ジェフリー・アーチャーが、2014年に発表した長篇が、『追風に帆を上げよ』。この中に。

「ピンストライプのダブルのスーツ、白のワイシャツ、シルクのネクタイといういでたちは、すべてサヴィル・ロウの仕立屋で買ったものだった。」

これはイングランド銀行総裁の着こなし。とうぜといえば当然でしょうが。
ピン・ストライプのスーツで。プレスリーを聴くのはヘンでしょうか……。

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