英国とエスパドリーユ

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英国は、イギリスのことですよね。
英国にはじまったものも、いくつかあります。たとえば、地下鉄。今、多くの国に地下鉄があります。が、地下鉄のそもそものはじまりは、イギリスなんだそうです。
地下鉄のことをパリで「メトロ」というように、ロンドンでは「チューブ」と呼ばれます。
ロンドンの「チューブ」は、1863年のことと言いますから、古いですね。ファーリンドン・ストリートからパディントンまでの間を走った。この間には七つの駅があったという。一等車にはガス燈が灯されて、新聞を読むこともできたそうです。
もっとも機関車で引っ張るのですから、煙もたいへんだったでしょうね。
電気で走る地下鉄は、1890年のこと。もちろんロンドンの「チューブ」。それは11月4日のことで、後のエドワード七世も試乗なさった。この「チューブ」の料金は一律で、2ペンスだったそうです。
地下鉄の料金といえば。NYでは長く、20セントだった。これが30セントに値上げされたのが、1970年1月4日のことと記録されています。
1970年に、『社交好きの女』を発表したのが、レジナルド・ヒル。『社交好きの女』が、レジナルド・ヒルの第一作だったのです。
レジナルド・ヒルが1997年に書いたのが、『ベウラの頂』。この中に。

「カーキの半ズボンにメッシュ織りのベスト、それにエスパドーリユを履いている。」

これは建築会社の社主、ジョーディー・ターンブルの姿。「エスパドーリユ」はたぶん、エスパドリーユのことなんでしょうね。

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