「Corthay コルテ」(Parisの紳士靴メゾン)が新作モデルを発表……

ウインザー公は、紳士服飾の20世紀のスタイルやトレンドに大きな影響と功績を残した。それは21世紀の現代でも、燦然と輝き続けている。そんなウインザー公へのオマージュも込めて、選びぬいた情報や製品をセレクトしてお伝えします。

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東京•南青山にある「メゾン コルテ」で4月8日、待望の新作発表会が開催された。

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今回発表されたモデルは「BRIGHTON ブライトン」と「TWIST ツイスト」の2型。1960年代のロンドンのユース サブカルチャー等からインスピレーションされた、「スウィンギン 60’S」のスタイルを靴のディテール等に表現。

先ず「ブライトン」は靴上部がシンプルなバンプ スタイルのサドルがないスリッポン。履き口後部にはバックフラップと呼ばれる表情豊かなディテールがデザインされている。

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一方の「ツイスト」は、一見レースアップ(紐通し)のあるオックスフォード シューズに見える。しかし、よく見るとレースアップ部分は単なるデザインで機能はなく、履き口の両サイドにエラスティック ゴムのガセットが…….。つまり「ツイスト」もスリッポンと言う事になる。

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この2つのモデルの靴は、1960年代のモダンジャズのレコードが多く親しまれた時代のジャズミュージシャンのコンテンポラリーなスタイル、そしてモッズと呼ばれた英国の当時の若者に愛されたショートブーツのサイドゴアからも影響を受けているようだ。

ところでCorthay コルテは、Pierre Corthay(ピエール コルテ)氏がパリで始めたビスポークを始めとする高級靴のメゾンで、創業は1990年。それ以前のピエール氏はジョン ロブ パリ、ベルルッティでキャリアを積む。後にフランス独自の靴職人の技術である「ボティエ」に基づき、靴職人でありクリエイターでもある同氏が、モダンかつエレガントな靴作りで一流ブランドへと育て上げた。

「ブライトン」¥228,960~(税込、カラーによりお値段が異なります)

「ツイスト」¥220,320~(税込、カラーによりお値段が異なります)

発売時期、5/20から5/26まで新宿伊勢丹メンズ館B1Fにて、アトリエ・コルテのイベントで先行発売されます。

メゾン コルテ青山

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東京都港区南青山6ー11-8–19M.A.K. フラット 1F
TEL 03-3400-5060
www.corthay.com

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