イチジクと白服

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イチジクは美味しいものですよね。イチジクは江戸時代に伝えられた果物なんだとか。

もっとも江戸時代には主に薬用だったとか。漢方薬の一種だったのでしょう。

イチジクを漢字で書くと、無花果。それ以前には、「一熟」の字を宛てたこともあるらしい。これは花が見えないからなんですね。植物学的には、花は実のなかに咲く。ちょっと風変わりな植物であるらしい。

イチジクが今のように改良されたのは、アメリカ、カリフォルニアで。なにか新しい受粉方が発見されたのだそうです。それが古代ギリシアの伝説を参考にしたところ、成功。面白いものですね。1885年のこと。

1885年に完成したのが、『交響曲第四番』。もちろん、ブラームス。ブラームスの『交響曲第四番』を指揮したのが、岩城宏之。昭和二十八年のこと。当時、岩城宏之は芸大の生徒で、先生が「誰か指揮してみたい者は?」。これに対して手を挙げたのが、たったふたり。岩城宏之と、山本直純。で、このふたりとも、『交響曲第四番』を指揮。ただしその頃、『交響曲第四番』の楽譜がなくて、探すのに苦労したという。

岩城宏之著『音の影』に出ている話です。

ブラームスと題につく小説に、『ブラームスはお好き?』が。フランソワーズ・サガンの第一作。サガンはプルーストが好きで、その登場人物から「サガン」の筆名を選んだという。1955年発表。

1955年に世を去ったのが、レイモンド・チャンドラー。七十歳。で、書きはじめていた『プードル・スプリングス物語』が、未完に。これを三十年後に完成させたのが、ロバートB・パーカー。この物語の中に。

「リンダがいて、白いスーツに派手なシャツの男がいた。」

これは弁護士の、ハリイ・シンプスンの着こなし。

なにも派手なシャツでなくてもいいのですが。白いスーツを着て、イチジクを食べに行くとしましょうか。

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