ツイストとチェルシー・ブーツ

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ツイストは、「捻る」の意味があるんでしょうね。たとえば、『ツイスト・アンド・シャウト』という曲もあります。1962年には、ビートルズも歌っています。メイン・ヴォーカルは、ジョン・レノン。
ジョン・レノンはこの日の録音中、風邪気味なのに、なぜか上半身裸になって、絶唱。文字通りの「ツイスト・アンド・シャウト」になったという。
1964年11月4日。ビートルズは「ロイヤル・コマンド・パーフォマンス」に出演。この時のジョン・レノンの科白はあまりにも、有名。
「安い席の人は拍手を、高い席の人は宝石をジャラジャラ鳴らしてください。」
この言葉の後に歌ったのが、『ツイスト・アンド・シャウト』だったのですね。
ビートルズが履いて有名になったものに、チェルシー・ブーツがあります。ビートルズがチェルシー・ブーツを発見したのは、1961年のことと伝えられています。この年、ビートルズはリバプールからロンドンへ。はじめてのオーディションのために。
この時、ロンドンのチアリング・クロス・ロードの「アネロ&ダビデ」という店で、チェルシー・ブーツに出会う。それ以降、ビートルズはチェルシー・ブーツを愛用するようになったそうです。
チェルシー・ブーツが出てくる小説に、『ランポール弁護立つ』があります。ジョン・モーティマーが、1978年に発表した物語。

「ストライプシャツにチェルシーブーツという出で立ちの若手弁護士アースキン=ブラウンは……………」。

さすが英国だけあって、弁護士もチェルシー・ブーツを履いているんですね。
チェルシー・ブーツを履いて、『ツイスト・アンド・シャウト』のレコードを探しに行くとしましょうか。

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