ワインとボタン

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ワインは美味しいものですよね。ただ、時に美味しすぎてしまったりすることもありますが。
ワインが出てくる歌はたくさんあります。その中のひとつに、『酒とバラの日々』が。とにかく原題が、『ザ・デイズ・オブ・ワイン・アンド・ローゼズ』なんですから。
1962年の映画『酒とバラの日々』の主題歌として作られたもの。ジョニー・マーサー、作詞。ヘンリー・マンシーニ、作曲。
ジョニー・マーサーと、ヘンリー・マンシーニは、1961年にも映画音楽を作っています。言わずと知れた、『ムーン・リヴァー』。もちろん、『ティファニーで朝食を』の主題歌。『ムーン・リヴァー』は、アカデミー主題歌賞を。『酒とバラの日々』は、グラミー賞の、「ソング・オブ・ジ・イヤー」を受けています。
『ムーン・リヴァー』も歌い、『酒とバラの日々』をも歌った人。それは、フランク・シナトラでしょうか。
フランク・シナトラが出てくるミステリに、『愛しき女に最後の一杯を』があります。ジョン・サンドロリーニが、2013年に発表した物語。この中に。

「実物の半分の大きさの黒いさいころがふたつついたカフスボタンで、面が上を向いているが、ふたつのあいだには隙間があり、どちらも数字は4だった。」

まあ、いろんなデザインのボタンがあるものですよね。余談ですが。4がふたつ並んでいる状態を、カジノ用語で「ハード・エイト」と呼ぶんだそうですね。

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