ブラムとブレスレット

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ブラムは、人の名前でもありますよね。たとえば
、ブラム・ストーカーだとか。ここでのブラムは、愛称。本名は、エイブラハム。
ただ、ご本人が「ブラム」の筆名を好んだので、一般に、ブラム・ストーカーの名前で通っています。
ブラム・ストーカーは、『ドラキュラ』の作者。もちろん、吸血鬼、ドラキュラのことです。「ドラキュラ」は広く一般によく識られているにも関わらず、「ブラム・ストーカー」の作者名がそれほど識られていないのは、残念なことです。
ブラム・ストーカーは、1847年11月8日に、アイルランドのダブリンに生まれています。作家としては、ジェイムズ・ジョイスの先輩ということになるでしょうか。
ブラム・ストーカーはもともとは演劇人だったのです。ロンドンの「ライシーアム劇場」の支配人として。1878年のこと。これはブラムの親友であり、当時の名優であった、ヘンリー・アーヴィングの推薦によるものだったと、伝えられています。
『ドラキュラ』が刊行されたのは、1897年のことです。初版は、三千部だったという。ブラムは劇場支配人を勤めながら、せっせと小説を買いていたのです。
ブラムの『ドラキュラ』は、当然、当時の話題になりました。ブラムとしてはこれを演劇にもしたいと考えていたようですが。

「私がドラキュラです。我が城へようこそ、ミスター・ハーカー。どうぞなかへ。夜風は体にさわる。ぜひとも食事をとり、くつろいでくだされ。」

ジョナサン・ハーカーが、ドラキュラ伯爵から城に招待されるところから、物語がはじまります。

「即座に私はすばらしいロースト・チキンに取りかかった。これとチーズにサラダと古いトカイとが私の夕食だった。」

そんな文章も出てきます。
ブラム・ストーカーが、1903年に発表した小説に『七つの星の宝石』があります。この中に。

「手首につけている金さいくの古風な幅広のバングルかブレスレットは、羽根の部分色石でできている、一対の翼を広げた形だった。」

これは「トレローニー」の嵌めている腕輪として。
人はなぜ、ブレスレットを嵌めるのか。もちろん、手のの動きをより美しく彩るために。ということは、ブレスレットを嵌めている場合、手のの動きが流れるようでなくてはならないのでしょうが。

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