ブッリュッセルとブレトン・ベレエ

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ブッリュッセルは、ベルギーの都ですよね。また、美女の都でもあります。
オオドゥリイ・ヘップバーンは、ベルギーのブッリュッセルに生まれています。1929年5月4に。ブッリュッセルのイクセルに於いて。
ブッリュッセルはさらに、「マヌカン・ピス」(小便小僧)発祥の地でもあります。
マヌカン・ピスについてのひとつの説は、1142年に遡るという。当時のブラバント公は、二歳の王子を連れて出陣。この二歳の王子が小便を放った時、戦勝がもたらされて。これを記念してマヌカン・ピスが作られたんだそうですね。

「ブッリュッセルの街を歩いて居て或辻角に出た時鉄柵の中に珍しい噴水のあるのに気が付いた。」

大正元年に、ブッリュッセルを旅した、与謝野 寛は、紀行文『ブリュッセル』にそのように書いています。

1871年に、ブリュッセルに住んでいたお方に、ロダンがいます。一時期のロダンは巴里の喧騒を避けて、ブリュッセルに住んでいたのです。ブリュッセルのイクセルに。
まさに、オオドゥリイ・ヘップバーンが生まれた町に。
イクセルのサン=スーシ通り111番地のアパルトマンに。ブリュッセルはフランス語圏なので、それも都合がよかったのでしょう。当時のイクセルは静かで、美しい町だったという。
話は少し飛ぶのですが。1914年。ロダンはロオマに滞在していました。ロオマ教皇の肖像を造るために。
この時のロダンの写真を眺めますと、ブレトン・ベレエを頭に戴いています。
大きなクラウンの、ブレトン・ベレエを。色は、黒。晩年のロダンはたいていの場合、ブレトン・ベレエの愛用者だったようですね。
どなたかロダンのブレトン・ベレエを再現して頂けませんでしょうか。
「ロダン」と命名して大切にいたしますから。

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