マニキュアとピンド・カラー

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マニキュアの施された爪、美しいものですよね。
マニキュアは古代エジプトの時代から、すでにあったんだそうです。植物のヘンナを使って、紅く染めたという。
マニキュアはラテン語の「マヌス」 manus と「クラ」 cura から生まれた言葉なんだとか。その意味は、「手の手入れ」
マニキュアはなにも紅いばかりではなくて。かのアル・カポネは無職透明のマニキュアを好んだそうですね。
マニキュアからはじめて成功したのが、レブロン。レブロンは1932年、NYにはじまっています。当時、26歳だったチャールズ・レヴソンによって。
チャールズ・レヴソンはそれまで「エルカ」という化粧品会社に勤めていた。待遇改善を求めたところ、拒否されて。自分で化粧品会社を。
この時、協力してもらったのが、チャールズ・ラックマン。ラックマンにマニキュアを。ラックマンの「L」を入れて Revlon の名前にしたんだそうです。
名前といえば、はじめてのマニキュアに、「トロピック・スカイ」。「南国の空の色」。この幻想的な名前が受けて人気になったという。それまではあまりにも説明的な色名が多かったので。
1932年には、ハリー・ウインストンもはじまっています。
1932年、マサチューセッツ州に生まれたのが、ロバート・B・パーカー。ロバート・B・パーカーが2004年に発表したのが、『背信』。この中に。

「注文仕立てのタン色のサマー・スーツにピン・カラーの紺色のシャツ、淡い紺のタイを締めている。」

これはある会社の代表、トレント・ロウリイの着こなし。たぶんピンで留める式の襟型なんでしょう。
さて、ピンド・カラーのシャツを着て、マニキュアの美しい女性を探しに行くとしましょうか。

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