美人コンテストとリーファー

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美人コンテストというのがありますよね。
美人コンテストは、1888年にはじまった、との説があるんだとか。9月19日に。ベルギー東部の、スパーブで。
この時の美人コンテストでは。ベルタ・ソオカレーという名の十八歳のお嬢さんが優勝したという。賞金は五千フランだったそうです。
英国での、美人コンテストは。1905年12月23日 ( 土 ) に。ニューカースル・あぽん・タインの、「オリンピア劇場」で。「ブロンド・アンド・ブルーネット・ビューティー・ショウ」という表現だったそうですね。
まず、予選があって。十六名が選ばれて。でも、第一位の名前が遺されていないのですが。ただ、賞品は分かっています。金のバングルとブレスレットだったという。
世界の美人コンテストということになりますと。1908年8月14日。イギリス、フォークストン、「ピア・ヒッポドローム」で開かれた大会でしょうか。
ここでは、十八歳の、ネリー・ジャーアンという女の人が優勝しています。
美人コンテストとなりますと、美容院も忙しんでしょうね。美容院が出てくるミステリに、『狐たちの夜』が。ジャック・ヒギンズの作。この中に。

「大半は、午前中二時間、午後二時間、開くだけ………」

1944年。英国領、ジャージー島、セント・へリアでの、美容院の開いている時間なんですね。戦争中のことですから。また、こんな描写も。

「オルシニがリーファーを脱いで差し出した。「これを着ろ」 セアラは自分がいまだにハンドバッグを抱えているのに気づき…………」

セアラ・ドレイトンは、十九歳の英国人女性。グイード・オルシニは、イタリア人貴族という設定。
美人が寒さに震えている時にも。リーファー・ジャケットは役立ってくれるのかも知れませんね。

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