古典と短パン

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古典音楽は、クラッシックのことですよね。ほんとうは、クラッシック・ミュージックなんでしょうが、そこまで言わなくてもただ「クラッシック」で通じてしまうところあります。
クラッシックの指揮者で好きな人に、岩城宏之がいます。いや、居た、というべきかも知れませんが。岩城宏之は2006年に世を去っていますから。でも、岩城宏之著『音の影』は今も健在です。
岩城宏之のことを、どうして好きなのか。正直に、本当のことを語っているので。少なくとも『音の影』の中では。たとえば、岩城宏之は自宅でクラッシックを聴いていると、たいてい途中で寝てしまう。でも、時に寝ないこともあって。どんな時に寝ないのか。

「演奏があまりにヒドイので怒り狂うからである。」

これは「ブルックナー」の項に、そのように書いています。ブルックナーは古典の巨匠であります。ことにウイーンでの人気は驚くほどに高い。岩城宏之はそのことにもふれていて。およそ、こんな風に述べています。
「ブルックナーはあまりにも神々しいので、寝てしまう。で、目を覚ますと、またしても神々しい。何度寝ても、何度起きても、神々しい。だから好きなのだ……」と。
ブルックナーが出てくるミステリに………。と言いたいところなのですが。「ブリュックナー」。ドイツの実業家、アドルフ・ブリュックナー。でも、これは発音の具合によっては、ブルックナーなんでしょうね。
それは英国の作家、イーヴリン・アンソニー著『聖ウラジミールの十字架』。これだって、イーヴリン・アントニーとも訓めるわけですし。この中に。

「それからショートパンツとTシャツに着替え、日よけの付いたヨット用の帽子を被り、ゴム底のズックを履いた。」

これはヨットの上での服装ですから、当然でもあるでしょう。やがてショート・パンツが欲しい季節がやって来ますね。

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