アルザスとコンヴァース

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アルザスは、フランス北東部の地名ですよね。アルザスはたしかにフランスなんですが、ドイツ語だって通じるんだそうです。
アルザスはドイツ国境に接していて。街の様子も、ドイツ風であるような、フランス風であるような。ドイツの良さもフランスの良さも持ちあわせています。そしてなによりも街が美しく、食べ物が美味しい。
アルザスには、「マンステール」 munster という名のチーズがあります。少しクミンが添えてあるソフトなチーズ。とても風味があって、食べやすい。そして当然のように、アルザスのワインに合うんですねえ。
アルザスはどちらかといえば、赤よりも白にたけている地域で。その白ワインによく使われる品種が、リースリング。リースリング品種は白ワインに、優雅なる切れ味を表現してくれる葡萄品種だと考えられています。
リースリングはもともとドイツにはじまっているんだそうですね。アルザスで用いられるのも、ごく自然のことなんでしょう。
リースリングが出てくる小説に、『人生は短く、欲望は果てなし』があります。ぱとりっく・ラペイルが、2010年に発表した物語。

「 「 特に話すことなんかないよ。かわりばえのしない旅行さ。」 リースリングの瓶のラベルを見つめながら彼は答える。」

「彼」とは、ブレリオという名の、主人公。「リースリングの瓶」。もしかすれば、アルザス・ワインかも知れませんね。また、こんな描写も。

「男の名はブレリオ。四十一歳になったばかりで、この日ー 昇天祭の日 ー は、黒革の小さいネクタイをしめ、足には赤いコンヴァースを履いている。」

これはたぶんコンヴァースのスニーカーなんでしょうね。コンヴァースは、1908年の創業なんだとか。そして、バスケットボールのためのシューズをはじめるのが、1917年のこと。
ちょっとドレスアップして。足許にはコンヴァースなんて、いいですね。さて、アルザス・ワインを飲みに行くと、いたしましょうか。

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