高松宮と龍村

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高松宮は、高松宮宣仁親王のことですね。高松宮宣仁親王は、昭和天皇の、弟君にあたられるお方。
高松宮がお好きだったものに、豆大福があったという。まあ、意外といえば意外なのですが。
昭和四十年頃、「松島屋」という餅屋があった。高輪一丁目五の二十五に。餅屋であり、団子屋であり、赤飯屋でもあったそうです。高輪には東宮御所があって、使いの者がよく豆大福などを買いにきたと伝えられています。
『高松宮宣仁親王』に詳しく出ています。高松宮殿下はご記憶もよろしくて、むかしの銘柄の忘備録も出ています。

「時計の、ウオルサム。自転車の、ラージ。オートバイの、インディアン………………」

などなど。
昭和三十年に、クリスチャン・ディオールが日本に来て、ショウを開いたことがあります。この折、なにかとお近添えなさったのが、高松宮妃殿下。高松宮妃殿下は、ディオールに「龍村」のあることを伝えたのです。
「龍村」は、龍村平蔵のことです。古代裂を今に蘇らせた偉大な人物。たとえば正倉院の古代裂も、龍村平蔵の手によって再現されています。
高松宮妃殿下から、日本には「龍村」あることを知り、ディオールは早速、つぎのコレクションでは、「龍村」の絹織物を使っています。
高松宮妃殿下は、日本文化に陰ながら貢献なされているわけです。

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