ディランとフェドーラ

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ディランで、歌手で。もちろん、ボブ・ディランでしょうね。
ボブ・ディランは歌手なのか、詩人なのか。ディランの本名、ロバート・ジンマーマン。
イギリスの詩人、ディラン・トーマスに因んでの名前だと伝えられていますが。
たとえば、『風に吹かれて』。流行りましたね。
「ハウ・メニイ・ローズ・マスト・マスト・ア・マン・ウオーク・ダウン……」
「どれだけ道を歩いたら、一人前の男としてみとめられるのか?」
ボブ・ディランの場合、詩が先なのか、曲を先なのか。詩人をめざしたのか、歌手をめざしたのか。
ただ、ボブ・ディランがボブ・ディランになったのは、1959年のことではないかと。この年に。ディランはそれまでのエレキ・ギター、アコースティック・ギターに代えているんですね。
ボブ・ディランがNYに出るのは、1961年のこと。ディランちょうど二十歳の時。ボブ・ディランが、ある時、あるステージで歌った。その店の主は、言った。
「出直しな。あんたはヒルビリーみたいだ。ここではフォークが欲しんだよ。」
ところが、あるレコード会社の副社長が注目してくれて。そこから初レコードが生まれることになったんだとか。
1961年。アイルランドに生まれたのが、ジョン・クリード。ジョン・クリードが、2006年に発表したのが、『ブラック・ドッグ』。この中に。

「年代物の靴、ベルベットの中折れ帽 ( フェドーラ ) に似た帽子をかぶっていた。」

これはケイト・エリオットというおしゃれな女性の姿。
フェドーラはふつうフェルトですが。ヴェルヴェットのフェドーラもあるんでしょうね。
さて、なにかフェドーラを被って。ディランレコードを探しに行くとしましょうか

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