ヴィヴィアンとボウ・タイ

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ヴィヴィアンで、美人で、女優で、ということなら、ヴィヴィアン・リーでしょうか。
ヴィヴィアン・リーはこれぞ美人女優という感じなんですが。実はなにを隠そう、演技派女優でもあって。『欲望という名の電車』のブランチを観れば、一目瞭然でしょう。
演技派の美人女優に恋したのが、ローレンス・オリヴィエ。「美男美女」とは、このことでしょうね。1937年のこと。映画『無敵艦隊』で共演したのが、きっかけ。
それで、と言って良いのかどうか。1938年の初夏。ヴィヴィアン・リーとローレンス・オリヴィエは、南フランスに旅しています。ヴィヴィアン・リーのフォードで、ドライヴ。
車を走らせて、サンポール・ド・ヴァンスへ。ここの、「オテル・コロンブ・ドール」に泊まっています。「オテル・コロンブ・ドール」は、ピカソ、モジリアーニなどの絵がたくさん飾ってあって、その食堂での食事を、ヴィヴィアンは愉しんだ。
南仏、アンディーブにはウインザー公夫妻も住んでいて。私的な集まりに呼んでもらえたら、すぐに行ける。そんな思いもあったらしい。シンプソン夫人は、ヴィヴィアン・リーの憧れでもあったから。
サンポール・ド・ヴァンスから、アゲイに移って。ここの小さな「オテル・カランク・ドール」も、ヴィヴィアンのお気に召した。シャム猫が十八匹もいたから。ヴィヴィアンは、シャム猫が好きだったので。また、ここには、プライヴェート・ビーチにもなっていたからです。
ヴィヴィアン・リーがロバート・テイラーと共演したのが、『哀愁』。原題は、『ウオータルー・ブリッジ』。1940年の映画。
1940年にイギリスで生まれたのが、ジェフリー・アーチャー。ジェフリー・アーチャーが1984年に発表したのが、『めざせ ダウニング街10番地』この中に。

「ダーク・ブルーのスーツを着て、襟に赤いカーネーションを飾り、お気に入りピンクの水玉模様の蝶ネクタイをしめたピムキンが、下院に向かって話しかけた。」

アレック・ピムキンは、英国の政治家。国会で発言する場面。
なにか、ボウ・タイを結んで。ヴィヴィアン・リーの古い映画を探しに行くとしましょう。

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