モオツアルトについての説明は要りませんよね。
モオツアルトの代表作のひとつに、『フィガロの結婚』が。モオツアルトは当然のように、多い依頼を受けて、作曲をしています。でも、『フィガロの結婚』は、モオツアルト自身の思いつきから生まれているんだそうですね。ちょっと貴族階級を皮肉った内容でもあったりして。
『フィガロの結婚』の台本を書いたのが、ロレンツォ・ダ・ポンテ。ロレンツォ・ダ・ポンテの台本ができたのが、1785年の7月。モオツアルトはここから作曲をはじめて。1786年4月29日に、完成。初演は、同じ年の5月1日。
モオツアルトが『フィガロの結婚』を作曲したのが、ウイーンのドムガッセ。ここは今、「モオツアルト記念館」になっています。
1787年。ウイーンにモオツアルトを訪ねてのが、ベートーヴェン。後にベートーヴェンは、ここで演奏。今、「カフェ・フラウエンフーバー」になっているところ。ウイーンといえば、カフェの立派なことで有名ですね。
1925年のウイーンのカフェ、1250軒であったという。
1925年に生まれたのが、辻 邦生。辻 邦生の短篇に、『チロルの冬旅』が。
「とび色の眼の若い女たちが、チロル帽かぶって町を歩いているのも悪い感じではなかった。」
そんなふうに書いています。
チロル帽を被って。モオツアルトを聴きに行くとしましょうか。