パルムは、パルマのことですよね。
フランス語で、パルム。イタリア語で、パルマ。
Parma と書いて「パルマ」と訓みます。
イタリア、エミリア=ロマーニャ州に位置しているのは、ご存じの通り。
「パルマの生ハム」は有名でしょう。
イタリアの食品倉。美味しいものがたくさんあり所ですね。
フランスの作家、スタンダールに『パルムの僧院』があります。イタリアのパルマが背景なので、『パルムの僧院』。
1839年に、スタンダールが発表した長篇。
では、なぜ、スタンダールは『パルムの僧院』を書いたのか。
1834年。スタンダールは、イタリア、チヴィタ・ヴェッキアのフランス領事だったので。
領事とはいうものの、閑職。スタンダールは暇なものですから、ロオマにもしばしば足を伸ばして。
スタンダールはロオマの古本屋で、多くの資料を買い込んで。
その中のひとつに『イタリア年代記』があった。
スタンダールはこの古書に想を得て、『パルムの僧院』を仕上げたんだそうですね。
1838年9月3日。巴里の自宅に戻って。口述筆記を。
11月14日からはじめて、12月28日に完成させています。
この『パルムの僧院』を読んで感動した一人が、バルザック。
バルザックは1840年「ルヴュウ・パリジャンヌ」紙
9月25日付の記事の中で、『パルムの僧院』を激賞。
パルムが出てくる小説に、『失われた時を求めて』があります。
「パルム公爵の私生児だという噂のあるオルヴィエール大公妃で、その優しい声にはどこかしらオーストリアふうの響きが感じられた。」
また、『失われた時を求めて』には、こんな描写も出てきます。
「たとえばロビーに入ってくるときに帽子を脱がないとか、ニッカーボッカーズや、短コートを身につけているとか、」
これは避暑地のホテルでの様子として。
フランスでも「ニッカーボッカーズ」ということもあるのでしょうが。
それとは別に。「パンタロン・ド・ゴルフ」の言い方もあります。
どなたか1900年代のパンタロン・ド・ゴルフを仕立てて頂けませんでしょうか。