ターザンとブレイザー

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ターザンといえばあの♪ アッアッア………ですよね。
ターザン映画は、1920年代の無声映画時代から作られているんだそうですね。
トーキー映画の時代になってからのターザン俳優としては、ジョニィー・ワイズミューラーが有名でしょう。ジョニー・ワイズミューラーは幼いころから蒲柳の質で。「蒲柳の質」とはお上品な体質のことですね。で、医者から健康のために水泳を薦められる。
ジョニーが水泳をはじめると、たちまち上手になって。1924年のパリ・オリンピックで、金メダル。それも自由形をはじめみっつの競技で、金メダル。人生、分からないものですね。
ジョニー・ワイズミューラーは水泳選手として活躍の後、モデルに。1929年に、「BVD」が新しい下着を発表した時、それを着たのが、ジョニー・ワイズミューラーだったんですね。
その後、映画俳優に。そのヒット作が『類人猿 ターザン』だったのです。1932年のこと。
1932年に開かれたのが、ロサンゼルス・オリンピック。1932年のロサンゼルス・オリンピックに出場したのが、田中英光。田中英光はボート競技の選手として。この時。田中英光は同じオリンピック出場のある女子に、恋を。そのほのかな恋を描いたのが、『オリンポスの果實』。この中に。

「それから、合宿で、恒例のテキにカツを食ひ、一杯の冷酒に征途をことほいだ後、晴れのブレザァコオトも嬉しく、ほてるやうな氣持で、旅立つたのです。」

もうこの時真紅のブレイザーはあってんですね。
さて、なにかブレイザーを着て。ターザンを観に行くとしましょうか。

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