
ビスケットが一枚あると、お茶の時間が愉しくなるものですよね。
ビスケットのひとつに、「ミート・ビスケット」があるんだそうです。ミート・ビスケットは、ビーフのエキスを含んだビスケットのこと。
ミート・ビスケットは、1851年頃のアメリカで発明されています。発明家の、ゲイル・ボーデンによって。今、アメリカ、テキサス州に「ボーデン」という町があります。これはボーデンがミート・ビスケットの工場を建てたので、その名前があるんだとか。
ゲイル・ボーデンは、1850年代のはじめに、コンデンスト・ミルクをも考案しています。1856年頃には、コンデンスト・ミルクの特許を得ています。
そうなんです、アイスクリームでも有名な「ボーデン」のはじまりなんですね。
1856年頃、ゲイル・ボーデンが列車で移動中、偶然、ある青年と相客に。ボーデンはその青年に、コンデンスト・ミルクを考案した話を。と、「投資しましょう」。それはNYの食料品店主、ジェレマイア・ミルバンクという男であったという。
コンデンスト・ミルクがNYの街ではじめて売りだされたのは、1857年のこと。試飲用のコンデンスト・ミルクがたくさん用意されて、大好評。
1857年の巴里で。話題になってのが、『ボヴァリー夫人』。もちろん、フロベールの小説。その物語の内容が、「不謹慎である」と。
『ボヴァリー夫人』を今、読み返してみると。「不謹慎」というよりも、人間の業を描いた傑作かと。その中に。
「ネクタイには短い金ぐさりでつないだダイヤのピンが二本さしてある。」
これは公証人の、ギヨーマンの着こなし。そのネクタイは、「スカイ・ブルー」と説明されています。
時にはブルーのタイに。タイ・ピンを挿して、美味しいビスケットを食べに行きたいものですね。