バッハとトレンチ

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バッハといえばもちろん、ヨハン・セバスティアン・バッハでしょうね。
バッハは、1685年3月21日ころの生まれなんだとか。お父さんのヨハン・アンブロジーウスもまた、音楽家。バッハがオルガン奏者になったのも、ごく自然流れだったのでしょう。
バッハのオルガンの腕は相当だったみたいですね。1703年には、ワイマールの宮廷楽師になっています。
1705年の5月。バッハは四週間の休みをもらっています。リュウベックに行くために。そのころ、バッハのいたアルシュタットからリュウベックまでは、ざっと三百数十キロ離れていたんでそうです。
バッハはリュウベックまで、ほとんど歩いて行ったと、考えられています。バッハ、二十歳頃の話。
バッハはどうしてリュウベックに行ったのか。リュウベックには尊敬するオルガン奏者、ディートリッヒ・ブクスフーデがいたからなんですね。
バッハはリュウベックで、ブクスフーデに会い、オルガンを聴き、大いに学ぶところがあったという。
バッハの話が出てくるミステリに、『鷲は舞い降りた』があります。ジャック・ヒギンズが、1991年に発表した物語。

「オルガンがたいへんお上手だな。バッハは上手な人が弾かなくてはなんにもならないのだが……」

また、こんな描写も出てきます。

「トレンチコートを着て防水のすね当てをつけ……」

これはアイルランド出身の、リーアム・デヴリンの着こなし。これと関係があるのかないのか。
トレンチ・コートには、時にレッグ・ストラップが付くことがあります。このレッグ・ストラップをちゃんとつけると、バイクなどに跨っても服が濡れずにすむわけですね。
さて、トレンチ・コートを脱いで。バッハを聴くとしましょうか。

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