スウェーデンとシアサッカー

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スウェーデンは美しい国ですよね。
スウェーデンは日本より少し広い。日本にもうひとつ北海道を足したくらいの広さ。そこに東京都民くらいの人が住んでいるんだそうです。
スウェーデンのストックホルムにしばらく住んでいたのが、渡辺紳一郎。もちろん戦前の話なんですが。戦前、渡辺紳一郎は朝日新聞社の社員で、ストックホルム支局長だったから。

「スウェーデンの王様は今年八十八だが、今でもテニスがお好きで、テニス大會なぞにおいでになつて、試合をしておられる。」

渡辺紳一郎著『花の巴里の橘や』に『戦争のない天国スウェーデン」と題して、そのように書いています。
「スウェーデンの王様」とは、グスタフ五世のことでしょう。グスタフ五世は九十二歳の天寿を全うしています。たしかにスウェーデンは天国なのでしょう。
1975年の、スウェーデンの平均時給、7,12ドルだったという。同じ年のアメリカの平均時給、6,22ドルだったと伝えられています。
1975年のアメリカで発表されたのが、『失投』。ロバート・B・パーカーのミステリ。この中に。

「シアサッカー地の上衣を着て軽金属縁のサングラスをかけ……」

これはボストンの私立探偵、スペンサーの様子。自分の着こなしについて、えんえんと語っているのですが。
シアサッカーの上着を着て。スウェーデンに行きたいですね。

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