バーミューダとバックスキン

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バーミューダ島は美しい所なんだそうですね。
1950年代からの晩年を、バーミューダ島で優雅に暮らした人に、ノエル・カワードがいます。ノエル・カワードは、イギリスの劇作家。
ノエル・ピアース・カワードは、1899年12月16日の生まれ。やがてクリスマスだろう、というので、「ノエル」の名前なのかも知れませんね。余談ですが、ノエル・カワードのお父さんはピアノの販売業だったそうですが。
今、ノエル・カワードと言えば、誰もがドレッシング・ガウンを思い浮かべるかも知れませんね。
1924年、ノエル・カワードは『ザ・ヴォーテックス』を発表。そしてカワード自身、登場人物の、ニッキー・ランカスターに扮する。この時、劇中、ドレッシング・ガウンを着た。これがたいへんな話題になって。それからというもの、カワードへのドレッシング・ガウンの贈り物が山を成したという。
1930年9月24日に、『私生活』の初演。ロンドンの「フェニックス劇場」で。もちろん、ノエル・カワードの戯曲。
1930年、ドイツのベルリンに生まれたのが、ピエール・フライ。ピエール・フライが2003年に発表したのが、『占領都市ベルリン、生贄たちも夢を見る』。この中に。

「ベンは羨望のまなざしでその男のシカ革の靴の厚いクレープゴム底を見つめた。」

「ベン」は、ベルリンっ子。時代は1945年ころ。「ベン」は、あるいは著者の分身でもあるのでしょう。
「シカ革」は、バックスキンでしょうか。もしかすれば「ホワイト・バックス」かも。
ホワイト・バックスを履いて、バーミューダ島へ。これもまた夢物語ですが。

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