ラムネと麦わら帽

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ラムネは懐かしい飲み物ですよね。
ラムネは「レモネード」からはじまった、和製英語なんだそうです。フランス語の「シードル」と関係しているのが、サイダー。
シードルは林檎酒ですが、サイダーにアルコールのないこと、言うまでもありません。サイダーはたいてい王冠式のキャップになっています。一方、ラムネはビー玉が栓になっていて。このビー玉をトンと下に落とすと、蓋が開いて飲めるようになるわけですね。
ラムネのはじまりは明治元年五月のこととか。東京、築地、軽子橋近くにラムネが開かれたという。
明治十四年五月には、「洋水舎」が。芝の日影町に。ここでの売り物は「胡瓜ラムネ」。胡瓜の形をした壜に入っていたんだそうです。今のように「玉壜」は、明治三十年六月からのこと。
ロンドンで「シュエップ」のトニック・ウオーターがはじまったのが、1858年のことです。「トニック・ウオーター」自体は1880年から売られていたのですが、1858年になって、特許を得ています。
1858年のスイスで発表された小説が、『村のロメオとユリア』。スイスの作家、ゴットフリート・ケラーの純愛物語。この中に。

「マンチェスター風の短衣を着て、縁を折りまげた麦藁帽子をかぶり、帽子の周囲にはナナカマドの花環を結んだ一人の青年が、特に目についた。」

「ナナカマドの花環」を巻くかどうかはさておき。麦わら帽を被って、ラムネを飲みに行きたいものですね。

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