ウッドストックとウエスタン・シャツ

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ウッドストックは、地名ですよね。アメリカにもいくつかありますし、イギリスにもウッドストックの地名はあります。
Woodstock と書いて「ウッドストック」と訓むことというまでもありません。
ウッドストックで誰もが識っているのが、「ウッドストック・フェスティバル」でしょうか。1969年の夏野外コンサート。8月16日からの三日間で、40万人の観衆が集まったと伝えられています。また、出演者の顔ぶれも豪華で、多くのスタアが集まったものです。
ジョーン・バエズ。
サンタナ。
グレイトフル・デッド。
クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル。
ジャニス・ジョップリン。
ザ・フー。
少なくとも60年代を象徴するコンサートであったことは言うまでもないでしょう。

1960年代の一時期、ウッドストックの近くに住んでいたのが、ボブ・ディラン。

「ここは、ウッドストックの街の中心から、またアルバート・グロスマンのベアズヴィルの別荘からも、一マイルほどの距離だった。」

ハワード・スーンズの『ボブ・ディランの生涯』に、そのように出ています。
1965年のこととです。その森の中の屋敷は「ハイローハ」と名づけられていて、十一の部屋があったという。広い庭には川が流れていたそうです。
その前、ボブ・ディランはイギリスでのツアーに出ていて。ジョン・レノンの自宅をも訪ねています。そんな影響もあって、静かな田舎暮しを求めたのでしょう。

1994年、ボブ・ディランは「ウッドストック94」年に出演しています。この時の出演料は、60万ドルだと噂されたものですが。もちろんウッドストック・フェスティバルの25周年記念の催しだったのです。

「やがてボブは、黒に白いパイピング飾りをつけたウェスタンスタイルのステージ用スーツを着てバスから現れたした。」

『ボブ・ディランの生涯』には、そのように書いてあります。
この時だけでなく、ボブ・ディランはウエスタン・シャツがお好きだったようですね。
どなたかボブと呼びたくなるようなウエスタン・シャツを仕立てて頂けませんでしょうか。

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