MATSUYA GINZA メンズフロア リニューアル

ウインザー公は、紳士服飾の20世紀のスタイルやトレンドに大きな影響と功績を残した。それは21世紀の現代でも、燦然と輝き続けている。そんなウインザー公へのオマージュも込めて、選びぬいた情報や製品をセレクトしてお伝えします。

Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+Email this to someone

銀座がここに、紳士がここに
そして、紳士の好奇心は心地よい刺激へと

東京・銀座の中心に位置する、デパートメント ストア「松屋銀座」では先日の9月4日に、5階の紳士服フロアを15年ぶりに改装した。
銀座と言えば、世界屈指の高級で好感度な巨大ショッピングタウン。そのメインに位置するMATSUYA GINZA は、まさに様々な意味で紳士の好奇心を刺激するところだ。

12032447_1019154624786044_1334677992_n

さて、5階の紳士服フロアへは松屋銀座ならではの大きな吹き抜けを、エスカレーターで上へ上へと上がる事をお勧めしたい。それはストリート店には無い、気分の高まる独自のアプローチだからだ。そして5階へ到着、幾つかのブランドショップ等の回遊へと…

12016432_1019154691452704_1587754497_n

すると、ATELIER MADEと題された売り場に到着。ここは今回リニューアルの目だまで、テーマはヴィンテージ、1930年代の紳士服飾を売り場の調度品も含め見事にアレンジされていた。この年代のメンズスタイルは、かつてイブ・サンローランが「1930〜36年までの間に確立された数々の紳士スタイルは、今なお親しまれているだけでなく、着る人の印象を高め、自分らしさを表現する最良の手段…」と語っている。加えて、1930年代の紳士スタイルは、これまでに何度も好感度な洒落者の間でリバイバルを繰り返してきた。

12016736_1019154734786033_344257924_n

さらに、巷に溢れるメンズファッションとは一線を画した、ヴィンテージへの強い拘りは、バイヤーの宮崎さんの意気込みからも垣間見る事が出来る。それは、ジャケットなどパターンオーダーに使用するボタンのセレクトや、シャツのカラークリップ、カフリンクス等の細部にもおよぶ。

また、レザークラフト・アイテムの多種多様な展開、コレクションブランド(ヨウジヤマモト、イッセイ ミヤケ メン、エトロ、ダンヒル)の充実、スペシャリティー ショップ&セレクトショップ(ザ スローウエア ストア、フェリージ&ラ ガゼッタ1987、エリオポール オム、ブリティシュメイド)の新設も見逃せない。

11999872_1019155581452615_1538390998_n

一般的なデパートメントストアは、日本では、端的にデパートや百貨店と呼ばれるが、松屋銀座の場合は唯一無二の大型小売店として、他のライバル店と比較しても別格の存在を感じる。ある紳士の言葉からも「銀座の象徴こそは松屋なんだよ…」と言うことらしい。
12023202_1019155741452599_1294507263_n

12021890_1019155974785909_1917410613_n

地下鉄の銀座駅から、松屋銀座への美しい地下通路には、今回のメンズフロア リニューアルに際してのウィンドウ ディスプレーが並ぶ。そのウィンドウを見ているだけでも、紳士の好奇心は心地よく刺激される事だろう。

松屋銀座
営業時間 午前10時〜午後8時
〒104-8130 東京都中央区銀座3-6-1
電話 03-3567-1211 大代表

www.matsuya.com

Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+Email this to someone