ピーナッツは美味しいものですよね。
ピーナッツと南京豆とは、違うんだそうです。また南京豆と落花生とも違うらしい。
落花生は殻のなかに一対として入っている場合。殻から出したものが、南京豆。南京豆の薄皮を取ったのが、ピーナッツなんだとか。
そのピーナッツで作るのが、ピーナッツ・バター。「ピーナッツ・バター」とは言っても、ほとんどピーナッツ100%で、バターは含まれていません。
ピーナッツ・バターが大好物だったのが、エルヴィス・プレスリイ。エルヴィス・プレスリイは子供の頃、よくお母さんがピーナッツ・バターを作ってくれたから。
昔はたいてい、家で、自家製のピーナッツ・バターを作ったものなんだそうですね。今、ピーナッツ・バターを食べると、なぜか子供の頃に還った気分になるのは、不思議ですね。
アメリカでピーナッツ・バターを工場で作るようになったのは、1920年代のことなんだそうです。
1923年に。カリフォルニア州、アラメダの、J・L・ローズフィールドが考案。これがスイフト社から、「ピーターパン・ピーナッツバター」として売り出されたのが、1928年のこと。
それから紆余曲折がありまして。1932年に、J・L・ローズフィールド社から、「スキッピー・ピーナッツバター」が、発売。今でも「スキッピー」は有名ですよね。
1932年9月17に生まれたのが、ロバート・B・パーカー。ロバート・B・パーカーが1998年に発表したのが、『忍び寄る牙』。この中に。
「ピンストライプのダーク・スーツ、カラーが大きく広がった真っ白なシャツ。ピンクの絹タイは大きなウィンザー・ノットに結んである。」
これは、「クロウ」という人物の着こなし。ウィンザー・ノットにもいろんな話があるようですが。
なにかピンクのタイで。美味しいピーナッツ・バターを食べに行きましょうか。