マイ・フェア・レディとグレン・プレイド

Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+Email this to someone

映画『マイ・フェア・レディ』は、名画ですよね。
『マイ・フェア・レディ』でヒギンズ教授を演じるのが、レックス・ハリソン。なんですが、その前に、ケイリー・グラントに依頼があった。でも、ケイリー・グラントは最適の俳優がいるとして、断った。その時の科白。

「レックス・ハリソンしかいないよ。もし、レックス・ハリソンにしないなら、僕はもう映画を観に行かなくなるよ……」

そのケイリー・グラントとオードリー・ヘップバーンとが共演した映画に、『シャレード』が。「謎解き」という意味なんだそうですね。この映画の中の科白に。ヘップバーンが、グラントの顔をじっと見て言う科白が。

「ねえ、あなた。自分でどこが変か分かる?」

これに対してグラントは、逆に「どこ?」訊ね返す。で、ヘップバーンが答える。

「それはねえ。どこにも変なところがないことよ。」

うーん。なるほど。ケイリー・グラントはある時。オードリーを含む数人の共演者にある物を贈った。それは特注の、クロームメッキ製の蓄音機だったそうですが。
ケイリー・グラントの初期の映画に、『ブロンド・ヴィーナス』があります。この映画で、マルレーネ・ディートリッヒと共演しているのです。
1932年に生まれたのが、ロバート・B・パーカー。ロバート・B・パーカーが1983年に発表したのが、『愛と名誉のために』。これはミステリではなく、恋愛小説。いや、ロバート・B・パーカー自身の半自叙伝というべきでしょう。この小説のはじまりは。

「グレン・プレイドのスーツ、薄緑色のシャツを着て……」

たぶん、これは若き日のロバート・B・パーカーの着こなしだと思われます。
グレン・プレイドはタータンの一種だという説があります。それぞれのクランで働く男たちの、不祝儀の柄であった、と。それで、白と黒だけの配色なのでしょうね。

Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+Email this to someone