「シルヴァー・ウルフ」というのがあるんだそうですね。
ボーイスカウトでのいちばん高い位なんだそうです。その昔、昭和天皇はこの「シルヴァー・ウルフ」を与えられています。
ボーイスカウトは1908年にはじまっているんだとか。そもそもは1907年に、ブラウンシー島で、少年たちのキャンプが行われた。ここからだんだんと「ボーイスカウト」に。
このキャンプをはじめたのが、英国人の、ロバート・バーデン=パウエルだったのです。そのキャンプは、7月29日から、8月9日まで。ブラウンシー島は、英国、ドーセット州、プールにある島。参加したのは、20人の少年たち。
少年たちはバーデン=パウエルから、火の熾し方や、ロープの結び方を学んだという。
このバーデン=パウエルの考えから「ボーイスカウト」という団体が生まれたのは、1908年のこと。
1908年に生まれたおひとりが、植草甚一。植草甚一が好きだった町が、下北沢。
「白樺の前で黒シャツを買って帰る。」
1970年1月24日 (土 ) の『植草甚一日記』に、そのように書いています。「白樺」とは、以前、下北沢にあった古書店。植草甚一は足繁く「白樺」に通ったんだそうです。『植草甚一日記』には、たびたび「白樺」の話が出てきます。
それにしても植草甚一が買った「黒シャツ」どんな生地だったのか。気になりますねえ。