アインシュタインとアスコット・クラヴァット

アインシュタインは、物理学者ですよね。
もちろん、アルベルト・アインシュタインのことであります。
アインシュタインがいかに優れた物理学者者であったのか。ほとんど説明できないくらいでしょう。
アインシュタインの辿りついた『相対性理論』を正しく理解している学者は、どれほどいるのでしょうか。
熱い鉄板の上の十五分と、恋人と珈琲を飲んでいる十五分とは同じではない」。
そんなふうに説明されると、少しは解った気分になれるのですが。
アインシュタインの『相対性理論』が発表されたのは、1905年のこと。
アインシュタインが「ノーベル賞」を受けたのは、1921年。
これは審査員の学者が『相対性理論』をよく理解できなかったから。そんな説もあるらしい。
事実、「物理学発展のために、貢献」。それが受賞理由になっているのですが。
1926年。アインシュタインに会った人物に、チャップリンがいます。カリフォルニアで。
アインシュタインはこの時、講演に来ていたのですね。
アインシュタインとチャップリンは、すぐに意気投合。
夕食はチャップリンの自宅で、ということになって。
当時の妻、エルザとともに。
そのディナーの席でエルザは、語った。
アインシュタインが『相対性理論』を発見した日のことを。
『チャップリン自伝』に出ている話なのですが。
ある日、アインシュタインはピアノを弾いていて。ふっと想が浮かんで。
それからの二週間、書斎に籠って。
二週間目の朝、朝食に降りてきて、言った。
「終った」。
これが『相対性理論』発見の瞬間だったのです。
チャップリンが1947年に作った映画に、『殺人狂時代』があるのは、ご存じの通り。
チャップリンは主演のアンリ・ヴェルドゥの役。
常に古典的衣裳に身を包んでの、名演。
ウイング・カラアのシャツに、アスコット・クラヴァット。
アスコット・クラヴァットは十九世紀末、英国のアスコット競馬場で生まれた結び方。
どなたかアスコット・クラヴァットを再現して頂けませんでしょうか。。