ゴーリキーとコンケイヴ・ショルダー

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ゴーリキーは、ロシアの作家ですよね。アレクセイ・ゴーリキーは、1868年3月16日に、今のゴーリキー市に生まれています。
日本の作家、夏目漱石が1867年2月9日の生まれですからひとつ違いということになるのでしょうか。
アレクセイ・ゴーリキーのお母さんは、ヴェルヴァーラの実家は、染色工場だったそうです。
お父さんの名前は、マクシム。1871年、お父さんの仕事の都合で、アストラハンに移住しています。アストラハンが毛皮の「アストラカン」の産地であるのは申すまでもないでしょう。

ゴーリキーの代表作のひとつに、『どん底』があります。1902年に発表された戯曲。同じ年の12月に「モスクワ芸術座」で上演されて、拍手喝采となった演劇です。この中に、餃子が出てきます。
「ペリメニ」。いわゆる水餃子によく似ているもの。ウオトカでペリメニを食べると、身体の芯から温まります。
余談ではありますが。ゴーリキー自身はいくら酒を飲んでもけっして酔うことのない体質だったそうですね

ゴーリキーは、1936年6月18日に、世を去っています。が、今現在ではほんとうの死因は謎とされているのです。あまりににもレーニンと親しすぎたので、暗殺されたのではないか、とか。
このゴーリキーの死を題に、ミステリが書けないものでしょうか。
ゴーリキーと親しい間柄だったのが、チェホフ。
チェホフの晩年の写真を観ると、ダブル前の、丈長の外套を着ているのですが。この外套の肩付けが、美事なコンケイヴ・ショルダーになっています。コンケイヴ・ショルダーは、弓形に反り上がった肩線のこと。
どなたかコンケイヴ・ショルダーの外套を仕立てて頂けませんでしょうか。

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