探偵小説とシアサッカー

Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+Email this to someone

探偵小説は古い言い方ですよね。今は、推理小説。そうでなければ、ミステリ。
ミステリのはじまりは、エドガー・アラン・ポオということになっています。1841年の『モルグ街の殺人』によって。
一方、フランスの『ルルージュ事件』も古い。1866年に、エミール・ガボリオが発表したミステリ。この『ルルージュ事件』は英訳されて、コナン・ドイルも読んだらしい。
コナン・ドイルはガボリオに刺激されてかどうか、『緋色に研究』を書く。1888年に。『緋色の研究』は仏訳されて。モーリス・ルブランも『緋色の研究』を読んだひとり。
よし、それではというので。「アルセーヌ・リュパン」物を。1906年のことです。モーリス・ルブランは「アルセーヌのリュパン」を読んだのが、ガストン・ルルー。そしてガストン・ルルーが1907年に出したのが、『黄色い部屋の謎』なんですね。
今から柏十年ほど前の探偵小説ですが、現在でも「密室物」の傑作だとされています。そのガストン・ルルーが1910年に発表したのが、『オペラ座の怪人』。『オペラ座の怪人』も注目されて、何度も劇化されています。
1925年には、映画「オペラ座の怪人』が作られてもいます。1925年、アメリカに生まれたミステリ作家が、エルモア・レナード。エルモア・レナードが1983年度書いたのが、『ラブラバ』。この中に。

「頑丈な体つきだが、服装も態度もきちんとしている。シアサッカーのスーツにブルーのボタンダウンのワイシャツ。」

これはFBI 捜査官の、ジム・マコーミックの着こなし。シアサッカー、いいですね。
なにかシアサッカーの服で。探偵小説を探しに行くとしましょうか。

Share on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+Email this to someone