プロシアとプラス・フォアーズ

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プロシアとは、プロイセンのことなんだそうですね。むかしのプロイセン王国。プロイセン王国が倒れて、今のドイツが誕生したのです。もっともプロイセン王国は、今日のドイツよりさらに広い領地だったらしい。
プロシアといえば、ロレンスの名作短篇に、『プロシア士官』がありますね。もちろん、D・H・ロレンス。『プロシア士官』は、ロレンスが1913年に書いて、1914年に出版された小説。この中に、「ハウプトマン大尉」が出てきます。このハウプトマン大尉は、こんな風に説明されています。

「大尉は傲慢で威圧的な、プロシアの貴族だった。しかし、彼の母はもともと、ポーランドの伯爵夫人だった。」

話は変わりますが。プロシア士官の娘として生まれたのが、ディートリッヒ。その時代の男たちを熱狂させた女優の、マルレーネ・ディートリッヒ。1901年12月27日の朝のことです。生まれた時の名前は、「マリア・マクダレーナ」。キリストによって救われた女性の名前でもあります。お父さんの名前は、ルイ・オットー・ディートリッヒでありました。
マルレーネ・ディートリッヒの娘、マリア・ライヴァが書いた本に、『ディートリッヒ』があります。この中に。

「キングズ・イングリッシュを話し、プラスフォアーズをはいて真剣にゴルフをやる。」

と、書いています。1930年代のハリウッド映画関係者のスノッブぶりについて。つまり、プラス・フォアーズでゴルフをするのも、一種の気取りだったのでしょう。
プラス・フォアーズは、もともと「4インチの足し」の意味からきています。膝下から4インチ足した長さなので、その名前があります。
1910年代の、プロシア士官がいったいどのようなズボンであったのか、知るよしもありませんが。

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