ポテトとポークパイ

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ポテトは、ジャガイモのことですよね。その昔、ポルトガル船が、ジャカルタから運んで来た芋なので、「ジャガルタ芋」。これが短くなって、「ジャガイモ」になったんだとか。
ジャガイモはサラダにも。「ポテトサラダ」は私も大好きです。ポテトをパイにすると、料理にもなります。あるいはまた、「ポテト・フライ」だとか。同じポテト・パイでも、デザートにもなるでしょう。ポテト・チップスはもちろんおやつ。
ポテトはまことに応用範囲の広い食材ですね。

「楽屋に三益・柏・香山等が遊びに来たので、ポテトパイを買わせ、いろいろ話す。」

『古川ロッパ昭和日記』に、そのように出てきます。昭和九年四月二十二日、日曜日のところに。ここに「三益」とあるのは、「三益愛子」のことなのでしょうか。
古川ロッパは、同じ年の四月二十七日、金曜日の夜。当時の「中村歌右衛門」の自宅に。その頃、千駄ヶ谷に歌右衛門の屋敷があったそうですね。

「………歌右衛門・福助・菊五郎・三升の前で、コップに一杯熱燗を飲んで十五分程やる。」

古川ロッパは、そんなふうに書いています。
歌右衛門の家に行くと、「声色をやれ」と皆が言う。声色。物まねのことですね。。
たしかに古川ロッパは物まねの名人だったそうですが。それにしても歌右衛門の前で、歌右衛門の声色。うーん、さぞかしやりにくかったでしょうね。

ポテトが出てくるミステリに、『愚か者のバス』があります。1985年に、ジェイムズ・パウエルが発表した物語。

「まずは〝ポテトが一個、ポテトが二個〝で、誰から始めるかを決める。」

これはゲームの順番を決めている場面。そんな数え歌があるんですね。
また、『愚か者のバス』には、こんな描写も出てきます。

「ポークパイハットの男と、ナポレオンの胸像を持った女とが………」

「ポークパイハット」porkpie hat
は、クラウンの平らなソフト帽の形。ただ平らなだけでなく、一段低くなっているのが、特徴。その形がポークパイに似ているというので、その名前があります。
どなたか純白のポークパイ・ハットを作って頂けませんでしょうか。

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